【マーベル】『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー』あらすじ・感想・小ネタ

キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』はマーベル・シネマティック・ユニバース5作目で、キャプテン・アメリカの単独映画としては1作目。舞台は1940年代に移りました。

あらすじだけは大きなネタバレを避けて書いています。これから映画を観るという方は、あらすじだけ読むのをお勧めします。
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あらすじ

第二次世界大戦中の1943年アメリカ。ニューヨーク・ブルックリン出身のスティーブ・ロジャースは出身地を偽り5回も軍隊入りを希望していたが、体が小さく持病を持っていることからそれが叶わないでいた。

ある日、既に軍隊入りしている親友バッキー・バーンズと万国博覧会に行ったスティーブ。そこで改めて、国のために戦いたいとの思いをバッキーに伝え、またしてもスティーブは入隊を申し込む。スティーブとバッキーの会話をたまたま聞いていたアースキン博士の計らいで、スティーブはやっと入隊を叶えた。

アースキン博士がスティーブを入隊させたのは、”スーパーソルジャー計画”の候補者にしたからだった。特別な血清を投与することで身体能力を飛躍的に強化することが出来るという。しかしアースキン博士によると、「血清は内なる物を全て増幅する。善人はより善人に。悪人はより悪人に」なってしまうと。だからアースキン博士は、善良な心の持ち主であるスティーブをスーパーソルジャーの第一号に選んだのだった…。

 

感想・雑記<ネタバレ注意>

これまでアイアンマン、ハルク、ブラック・ウィドウ、ウォー・マシン、ソー、ホークアイ(少しだけ)とスーパーヒーローが登場しましたが、今回の主人公が一番ヒーローらしいキャラクターなのではないでしょうか。正義感に溢れ勇気があり、仲間思いで善良な心の持ち主。まさに王道の主人公といった感じで、観ていて安心感があります笑。俳優さんもカッコいい。

『マイティ・ソー』の宇宙規模の話からこの映画だと、アクションや景色などが地味に感じてしまう点は否定しませんが、決してつまらない映画ではありません。『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで観て、スティーブがどんな人生を送ったかを知った後で今作を見返すと、面白みや話の理解度が増しますね。『アイアンマン』を見返した時にも思いましたが、『エンドゲーム』を観て彼らの結末を知っているからこそ刺さる言葉やシーンがあって、感動します。

アースキン博士が、亡くなる直前にスティーブ心臓を指差す仕草をするのも胸を打たれる。血清投与前日の2人の会話が印象に残ります。「弱者は力の価値を知っている。そしてもう1つ憐れみも」「約束してくれ”君のままでいる”と」とか。アースキン博士だって善良な人間だったのに、あんな最期を迎えるなんて気の毒過ぎる…。

もちろんペギーとスティーブの関係も見所の1つです。最初からお互いに好印象を持っていたようにも見えますが、この映画の終わり方はヒーローものとしては珍しい終わり方でした。今作でスティーブ・ロジャースの物語が終わるわけではないので、そう大きな問題ではないかもしれませんが。

キャプテン・アメリカの盾を使ったアクションは見ていて楽しい。丸くなった後はブーメランやフリスビーのような使い方が出来ると。しかし本来身を守るためにある盾を、投げて良いのかとも思う…。

 

小ネタ・疑問点<ネタバレあり>

  • 主演のクリス・エヴァンスは、2005年と2007年にあった映画『ファンタスティック・フォー/超能力ユニット』『ファンタスティック・フォー/銀河の危機』で、スーパーヒーローである”ヒューマン・トーチ”を演じていました。『ファンタスティック・フォー』もマーベル・コミック原作です。その映画でのヒューマン・トーチは軽い男で、僕は当時その映画を観ていたので、初めて『キャプテン・アメリカ』を観た時「なんか堅いなぁ」と感じました(笑)。キャラクターの性格が真逆だったので。

 

 

  • 最初に、氷漬けになったキャプテン・アメリカを見つけた人達はシールドのエージェントだったのですね。防寒のためかなり厚着で顔の一部しか見えず分かりにくですが、『アイアンマン』や『マイティ・ソー』にも登場していたコールソンが居ました。

 

 

  • 冒頭から「主神オーディンが所蔵していたコズミック・キューブか」とのセリフがあったり、世界樹ユグドラシルの彫刻が出たりと『マイティ・ソー』との関連を印象付けました。レッド・スカルが襲撃した場所についても、かつてオーディンらアスガルド人がフロスト・ジャイアントと戦った場所と同じでした。(ノルウェーのトンスベルグ)
  • 今作でキーアイテムとなっているコズミック・キューブは、元々オーディンの持ち物だったことが分かりました。となると、なぜコズミック・キューブを地球に置いていったのかが謎です。西暦965年に地球へ来てフロスト・ジャイアントと戦い、地球人から何か祀るための現物をせがまれたのでしょうか?(笑)どういう意図や目的があったのかなとずっと気になっているのですが、よく分かりません。更に言えば、オーディンはどのような経緯でコズミック・キューブを入手したのかも知りたいところ。

 

  • 万国博覧会で巨大な地球儀がありましたが、『アイアンマン2』のスターク・エキスポでも地球儀はありましたね。トニーの父ハワード・スタークについては『アイアンマン』と『アイアンマン2』で幾らか言及されていましたが、今作で若い頃の活躍が明かされました。結婚したのは戦後のようです。

 

  • 猿が芝居をする絵をスティーブが描いていましたが、子どもの頃から絵が上手いという隠れた設定があるようです。原作コミックでは、画家として生計を立てていた時期もあったとか。

 

 

  • ハワードが、キャプテン・アメリカの盾を作った金属=ヴィブラニウムをどこで入手したのか疑問に思いました。他の映画(『ブラックパンサー』)で、ヴィブラニウムは昔隕石として地球に来たとの話があったので、その一部がアメリカにも落ちたと考えるのが妥当でしょうか。そしてアメリカ最高の工学者であるハワードの元にヴィブラニウムが届いたとか?

 

  • シールドの前身は”戦略科学予備軍”とニック・フューリーが言っていました。”戦略科学予備軍”はスティーブやハワードやペギーが居た組織ですね。だからハワードがシールドの創設者の1人という『アイアンマン2』でのセリフ・背景ストーリーがここで繋がります。

 

 

  • ブルーレイ特典で『マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』が収録されました。コールソンがトニーと別れてソーのハンマーが落ちた場所に向かう途中で、ガソリンスタンドに寄ります。スタンド内のお店にも入るのですが強盗2人が現れたので、コールソンが2人を退治する内容です。『マーベル・ワンショット:相談役』に比べると、重要度の低い作品です(笑)。コールソンも高い身体能力があるんだなぁくらいにしか思わないので。

 

終わりに

ずっと前に初めてこの映画を観た時は、特別面白いとは思わなかったのですが、今見返すしてみると以前とは違う感想を抱きます。やっぱりキャプテン・アメリカのその後の物語を、知っているのと知らないのとでは見る視点が変わるからかもしれません。見返してると新たな発見があったりする(ここが伏線だったのかと気づく)ので、何度も観たくなってしまいます。笑

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