【マーベル】『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』意外な登場人物

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はマーベル・シネマティック・ユニバースの28作目、ストレンジの単独映画としては2作目でした。

映画の内容についてネタバレしているのでご注意ください。

 

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最低限、観ておくと良い作品

できれば、スーパーヒーロー誕生のきっかけを知っておきたいところです。

ドクター・ストレンジについては、

  • 『ドクター・ストレンジ』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

の順で観ておくと良いでしょう。一応『マイティ・ソー/バトルロイヤル』にも出ていますが、出番が少なくそこまで重要なシーンではないと思うので、観なくても問題無いと考えます。

 

ワンダについては、

  • 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  • 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
  • 『ワンダヴィジョン』(Disney+オリジナルドラマ)

の順番で見ておくと、今作に登場した経緯が分かります。

 

 

感想・雑記

ストーリーが、思っていたのと違う…。予告で見た通り、てっきりワンダは味方で、一緒に異次元の脅威と戦うと勝手に思っていました。しかし、ワンダがまさかのメインヴィラン…(笑)。あと、『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』での出来事がきっかけでマルチバースが繋がるのかと思いきや、そうではなかった。

ドラマの『ワンダヴィジョン』の時にも思ったことですが、ワンダがあそこまでになる前に、ホークアイやファルコンがワンダの元に行ってあげられなかったのでしょうか…。あれでは救いが無く、気の毒過ぎます。ワンダに続きの物語がちゃんと用意されるのでしょうか。『ワンダヴィジョン』に登場した魔女アガサを主役としたドラマが予定されているらしいので、そこでワンダの登場を期待したいです。「必要になったら会いにくる」とワンダは言っていましたし、アガサは原作ではワンダの師匠なのです。ただ、ワンダが改心したとしても、ダークホールドの悪影響があったにしても、カマー・タージの魔術師やイルミナティ相手に虐殺をしてしまった事実は消えないので、どうなることか…。「MCUで最も多くの喪失を経験したのはワンダ」と言う声を聞きますが、ソーの方が多くのものを失っていると感じます。

今作は全体的にホラーっぽい演出がある作品で、MCU作品には珍しいテイストだったかもしれません。そして映像にはまたしても圧倒される。

音符を武器にして飛ばして、楽譜を広げて防ぐとか、こんな表現の仕方があるのか!と感心してしまいました。映像だけでなく音による演出と相まって、非常にユニークなアクションシーンでした。序盤のニューヨークで異変が起きたところで、ストレンジがマント羽織ってビルから飛び降りて行くシーンなども非常にかっこいいシーンです。ニューヨークでの戦いは『インフィニティ・ウォー』を思い出させました。

嬉しかったのは、キャプテン・カーターを実写で見られたということ。Disney+オリジナルのアニメーションドラマ『ホワット・イフ…?』の第1話が、「もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?」でした。おそらくアニメのペギー・カーターとは別人だと思いますが、実写でキャプテン・カーターが見られるとは全く想像していなかったので、非常に嬉しいサプライズでした。盾もアニメ同様、イギリス国旗のデザインでしたね。キャプテン・アメリカの有名なセリフ「まだやれる」を聞けたのも非常に良かった。

キーパーソンとなったアメリカ・チャベスは、名前が国名…。他の登場人物が「アメリカ」と言うと、人のことを言っているのか国のことを言っているのか分かりにくい(笑)。

 

気になったこと

  • スパイダーマンの記憶
    ストレンジの魔術でピーター・パーカーの記憶は消えたはずですが、スパイダーマン絡みでマルチバースの危機を招いたことは覚えていると。何を忘れて何を覚えているのかよく分かりませんね。

 

  • ”アガモットの目”をストレンジが持っている?
    かつてはタイムストーンが中に入っており、今は何が中にあるのでしょう?途中、アガモットの目を開きましたが、中が何なのか分かりませんでした…。

 

  • 今作のモルドは、別世界=アース838のモルドしか出て来ませんでした。『ドクター・ストレンジ』のポストクレジットシーンでモルドは魔術師狩りを始めたように見えましたが、あの後どうしているのでしょうか。サノスのフィンガー・スナップで消えてたのかどうかも気になるところ。

 

  • ウォンが『シャン・チー』に出て来た理由が未だに分かりません。ウォンとアボミネーションの関係は何なのでしょう?

 

  • 『ワンダヴィジョン』に登場したホワイトヴィジョンの行方は?

 

  • 禁断の魔法書である”ダークホールド”
    これが今作のキーアイテムでした。『ワンダヴィジョン』でワンダがアガサから奪ったものですが、実はドラマ『エージェント・オブ・シールド/シーズン4』でもダークホールドは登場しています。見た目が少し違うのと、ドラマのダークホールドはゴーストライダーを宿すロビーが「あるべき場所」に戻すため異界へ持ち去ったので、おそらく別物かと思います。このダークホールドもワンダは消したのでしょうか?そもそもダークホールドは全部で何冊あったのでしょうね(笑)。

 

  • 今作でもう1つの舞台となったアース838は、ウルトロンが暴走していませんでした。ならばこの世界ではヴィジョンは誕生していないのでしょうか?

 

思わぬクロスオーバー(イルミナティ)

原作のイルミナティは、ヒーローチームというより”首脳会議”みたいなものだとか。G7やG20を想像すると分かりやすいでしょうか。

原作のメンバーは以下のようです。

  • ドクター・ストレンジ
  • アイアンマン/トニー・スターク
  • ブラックボルト ※インヒューマンズの王
  • ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ ※ファンタスティック・フォーのリーダー
  • プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア ※X-MENのリーダー
  • ネイモア ※DCコミックのアクアマンみたいなキャラ

 

 

一方、今作で登場したメンバーは次の通りです。

  • モルド
  • キャプテン・カーター/ペギー・カーター
  • ブラックボルト
  • ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ
  • キャプテン・マーベル/マリア・ランボー
  • プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア

 

この映画ではドクター・ストレンジがイルミナティの創設者という話だったので、ストレンジ亡き後、代わりにモルドが入ったというところでしょうか。

 

キャプテン・カーターはドラマ『ホワット・イフ…?』の第1話で登場しましたが、あのペギーとは別人だと考えます。アニメ版のような明るい性格には見えなかったし、アニメ版ペギーにはまだ続きの話があるように思えるからです。演じているのは『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』の時から変わらずヘイリー・アトウェルです。

 

ブラックボルトは実写ドラマ『インヒューマンズ』にも登場した、インヒューマンズの王です。声を発すると超強力な衝撃波を放つ能力があります。俳優は同じくアンソン・マウント。実写ドラマ『インヒューマンズ』はシーズン1で終わったことで察しがつくように、あまり面白くはないです(笑)。前半の4話くらいは非常に面白く感じましたが、最後がちょっと…。ストーリーは、『マイティ・ソー』に近いです。ちなみに、インヒューマンズが何なのかについては、『インヒューマンズ』を見るより『エージェント・オブ・シールド/シーズン2』や『シーズン3』を見た方が理解が深まると思います。『インヒューマンズ』を見る場合でも、先に『エージェント・オブ・シールド/シーズン2』と『3』を見た方が分かりやすいです。

 

イルミナティの中で、ミスター・ファンタスティックを演じる俳優だけ完全新顔です。演じたのはジョン・クラシンスキー。MCU版『ファンタスティック・フォー』が予定されていますが、そこでもミスター・ファンタスティックをジョン・クラシンスキーが演じるのかは不明。ミスター・ファンタスティックは体をゴムのように伸ばすことができる、後天的な能力者かつ天才科学者です。ご存じ無い方は少し古い映画ですが、『ファンタスティック・フォー/超能力ユニット』(2005年)を観てみるのがおすすめです。2015年にリブート版『ファンタスティック・フォー』がありましたが、こちらはあまり面白くありません。アクションが少なく盛り上がりに欠ける割に、ヒューマンドラマというほどの人間描写が無いからです。

 

キャプテン・マーベルはキャロル・ダンヴァースではなく、キャロルの親友だったマリア・ランボーになっていました。演じるのは『キャプテン・マーベル』の時と同じラシャーナ・リンチです。どんな経緯でキャプテン・マーベルになったのか不明ですが、流石の強さでした。ちなみにマリア・ランボーは、ドラマ『ワンダヴィジョン』の中で既に病死したことが明かされています。マリアの娘のモニカは『キャプテン・マーベル』の時=1995年は子どもでしたが、『ワンダヴィジョン』では大人になっており、スーパーパワーを手に入れたようで、またどこかの作品で登場するでしょう。

 

大トリとして登場したのはプロフェッサーX。俳優は映画『X-MEN』シリーズで最初から演じている、パトリック・スチュワート。プロフェッサー役は『ローガン』以来でしょうか。テレパシー能力を持っているためか、イルミナティの中で唯一ストレンジにチャンスを与えるような態度でした。精神世界でワンダを救おうとするのは胸が熱くなりましたが、ワンダも相当な実力を持つテレパスなので、歯が立ちませんでした…。このプロフェッサーもペギーと同様、映画『X-MEN』シリーズとは別人だと考えます。プロフェッサーがどんな人生を送ったかは、既に描かれていたからです。

 

あと、この世界ではウルトロンが平和維持プログラムとして正しく動作しているようです。ウルトロンを作ったのは原作ではハンク・ピム(初代アントマン)、実写映画=MCUではトニー・スターク(アイアンマン)でした。この世界では誰がウルトロンを作ったのか気になりますね。

 

なかなかすごいメンバーですが、ワンダの脅威を正しく認識できず、モルド以外は抹殺されてしまいました。本当に有能なメンバーなのでしょうか。ワンダを見くびったのは致命的でした。

ところで、MCUにファンタスティック・フォーやX-MENのキャラクターが登場するのは初めてです。※一応、双子のワンダとピエトロは原作ではX-MENのミュータントなのですが、MCUではヒドラの人体実験でスーパーパワーを手に入れたことになっています。

現時点でMCUのラインナップには『ファンタスティック・フォー』がありますが、『X-MEN』はありません。でも今作のような思わぬ登場の仕方があると嬉しいですね。

 

 

ポストクレジットシーンについて

今作ではおまけ映像(ポストクレジットシーン)が2つありました。

1つ目は、シャーリーズ・セロン演じる新キャラの女性がストレンジの前に現れ、ユニバース同士の衝突”インカージョン”を防ぐようにストレンジを諭します。

このキャラクターはクレアという名前のキャラクターだと言われています。

ちなみに彼女が開いたポータルの先は、『ドクター・ストレンジ』に登場した暗黒次元と思われます。ドルマムゥは退けただけで倒していないので、再び登場する可能性はありそうです。

 

2つ目は、別世界=アース838でストレンジに魔法をかけられ自分で自分を殴ることになってしまった老人男性が、ようやく魔法から解放されるというもの。

カメラ目線で「終わった!」と言って終わります。

これは『デッドプール』のオマージュという話があります。

あり得ない想像ですが、もし今作のイルミナティのメンバーにデッドプールが出て来ていたら、間違いなく吹いてたと思います(笑)。

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