【マーベル】『シャン・チー/テン・リングスの伝説』感想・考察など

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はマーベル・シネマティック・ユニバースの25作目で、シャン・チー初の単独映画になります。

早速思ったことなどを書いてみます。

映画の内容についてかなりネタバレしているので、これから観る人は読まないことをお勧めします。

 

スポンサーリンク

感想・雑記

いつものことですが、最初にマーベル・スタジオのロゴと音楽が流れると気持ちが高まりますね。映画館で観ると音質が良いので、余計にワクワクさせられる。

それはさておき、最初に描かれたのはテン・リングスとマンダリンのお話。テン・リングスは「10の指輪」の意味であり、原作では実際に指輪なのですが、映画では「腕輪」になっていました。『ロード・オブ・ザ・リング』との差別化のため?設定変更の理由は知りませんが、終盤のアクションシーンを見たら、腕輪で良かったとは思います。これが指輪だったら、あんな魅力的なアクションシーンにはならなかったでしょう。

あと原作の指輪には炎や冷気などを出すといった超常現象を起こす力がありますが、映画版ではそのような描写はありませんでした。ただこれについても、これで良かったと思います。なぜならインフィニティ・ストーンと似たような代物に感じてしまうからです(笑)。

腕輪は所有者を不老不死にするようで、マンダリンはざっと1000年は生きていると。そして、アメリカのテロ組織が勝手にテン・リングスの名前を使ったと言及されたので、『アイアンマン』シリーズのテロ組織テン・リングスとは特に関係は無さそうでした。

そして『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のブルーレイ特典で収録された『マーベル・ワンショット:王は俺だ』で描かれた、スラッテリーが登場して安心しました(笑)。『アイアンマン3』でマンダリンを演じさせられていた俳優ですね。『マーベル・ワンショット:王は俺だ』を見た時に感じた疑問に、ちゃんと答えを出してくれました。

『マーベル・ワンショット:王は俺だ』をご存知無い方は、こちらの記事も参考にして下さい。

 

マンダリンに関して言えば、「想像していたほどの悪人ではなかった」というのが僕の感想です。最初は富と権力を追い求めた訳ですが、エゴやヘラほど悪質ではないかなぁと。まぁ宇宙レベルのヴィランと比較するのは間違いでしょうが…(笑)。心惹かれた女性や子どものため、一時は腕輪の使用を止めて「年を取るのも悪くない」と思ったくらいだし、やっぱり”人間”だなと感じました。

 

主人公のシャン・チーはマンダリンの息子。主人公の敵が父親というのはよくある話です。『スター・ウォーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(原題Vol.2)』とか思い出します。

シャン・チーは最初冴えない感じだなぁと思いましたが、バスでの格闘シーンとかカッコ良い。というか、面白かった(笑)。キレッキレのアクションシーンでしたね。最初から主人公がそれなりに強いというのは悪くない。個人的な感覚ですが、オリジンだとヒーローになる過程が退屈に感じてしまうことがあるからです。最後には魔物を倒したり、スーパーヒーローらしい活躍でした。

 

今作は『ドクター・ストレンジ』とはタイプの違った、神秘的な世界を見せてくれました。異世界に魔物が居るとか(笑)。マーベル・ユニバース、恐るべし。宇宙人がいきなり人口の半分を消したり、異次元のドルマムゥが地球を喰らおうとしたり、魔物が生物の魂を吸い取ろうとしたり…とんでもない世界ですね(笑)。でも水の龍が登場したのは中国らしい感じがして良かった。西洋人の描くドラゴンは翼のあるモンスターですが、中国の龍は蛇のような形のドラゴンですからね。

シャン・チーの友人ケイティは弓矢の才能があったなんて、『ドラえもん』ののび太君みたい(笑)。のび太君は射撃の天才という設定がありましたよね…?ケイティとホークアイの共演を見てみたい。主人公が真面目な性格なので、ケイティやスラッテリーのような軽いキャラクターがいて良かった。

 

今作のクロスオーバーは、ストレンジの仲間のウォンですね。あと、『インクレディブル・ハルク』でヴィランだった、アボミネーションが登場するというサプライズ。似てるけど背中に棘が無いし別人かな?と思いましたが、やっぱりアボミネーションだったようです。デカイ図体のままでしたが、体の形状が少し違っていました。耳のところとか特徴的。あの後何があったのでしょうね?(笑)

しかし何で闘技場みたいな場所で、ウォンとアボミネーションは戦っていたのでしょう?しかも2人は知り合いみたいで、ウォンのポータルで一緒に帰って行きましたよね。アボミネーションは『インクレディブル・ハルク』の後どうしていたのかも気になるところ。『エージェント・オブ・シールド/シーズン1』で、コールソンがアボミネーションはアラスカで投獄されているようなことを言っていましたが…。

ウォンは、『ドクター・ストレンジ』の2作目(2022年公開)で登場するはずだと思います。だとするとアボミネーションも次の『ドクター・ストレンジ』に登場する…?ドラマの『シー・ハルク』にアボミネーションは出ると勝手に予想していたので、まさかそれよりも先に映画で登場するとは完全に予想外でした。こういうクロスオーバーのサプライズは嬉しい。ウォンとアボミネーションの関係など、詳細は今後に期待しましょう。

闘技場ではエクストリミスと見られる人も居ましたね。

 

おまけ映像(ポストクレジットシーン)について

今作でおまけ映像は2つありました。

1つ目は、本編ラストの続き。ウォンに呼ばれ、ポータルでカマー・タージ?に行った2人(シャン・チーと親友のケイティ)のその後です。

ブルース・バナー博士(ハルク)とキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)がホログラムで登場。

肝心の内容ですが、ざっくり言えば、シャン・チーが受け継いだ10の腕輪について話し合うというもの。腕輪の素材はヴィブラニウムでもチタウリでもなく、キャロルも「見たことが無い」。「父上はいつこれを?」と聞かれ、シャン・チーは「1000年前」と。ウォン曰く腕輪からビーコン(信号)が発信されているとのこと。ウォンは2人に「これまでとは全く違った人生になる」と言い、最後に3人で仲良くカラオケで歌って終わりました。

幾つか気になる点が。

  • まず、ブルースは『アベンジャーズ/エンドゲーム』でずっとハルクの体でした。しかし今作で登場した姿は人間です。元に戻したのでしょうか?それとも自由に変身できるようになっている?フィンガー・スナップの代償として、右腕が不自由になっているのは変わっていませんでした。あと、シャン・チーに向かって「ようこそ”サーカス”へ」と言った意味は何なのでしょう?アベンジャーズの後継チームの名前が”サーカス”?それだとちょっとダサい(笑)。※『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、ヒドラのストラッカーがアベンジャーズのことを「サーカス団」と言っていました。
  • キャロルはまた髪を伸ばしていました。『エンドゲーム』でショートヘアになっていたけれども。髪型に意味は無いかもしれませんが、見た目が変わると何でだろう?と僕は感じるタチです。
  • あとアベンジャーズは、残ったメンバーで存続しているのか解散しているのかよく分かりません。ウォンがブルースとキャロルを会議に招集したと想像していますが、彼らはチームなんですかね?アベンジャーズ本部が今どうなっているのかも気になる。修繕したのか更地なのか…。ブルースやキャロルが今どこに居るのかも気になる。
  • このおまけ映像の続きがどの作品になるのか分からない。2作目の『ドクター・ストレンジ』か『ザ・マーベルズ』か『シャン・チー』の続編?腕輪が宇宙から来た物なら『マイティ・ソー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』?あるいはドラマのどれかでしょうか…?(『シークレット・インベージョン』とか)

 

2つ目のおまけ映像は、シャン・チーの妹シャーリンがテン・リングスの新たなボスとして仕事を始めるもの。特に深い意味は無さそうです。

「テン・リングスは戻って来る」との字幕で終わりました。どの作品でテン・リングスが再登場するのかは不明。

 

疑問に感じたこと

  • これからの作品(劇中設定2023年以降)全てに言えることだと思いますが、登場キャラクターがサノスのフィンガー・スナップで消された側なのか、生き残った側なのかが気になってしまいます。シャン・チーやマンダリンはどちらだったのでしょうね?

 

  • 感想の所でも書きましたが、闘技場らしき場所でウォンとアボミネーションが居た理由と、元から知り合いらしい2人の関係が分からない。ここが一番好奇心を刺激されます。

 

  • シャン・チーの父親が10の腕輪を見つけた場所とは?また、どこで作られた物?例によって宇宙から来た物?

 

  • 魔界はどんな見た目の世界なのか気になります。

 

終わりに

記事タイトルに『考察』と入れたものの、大して考察できていない自分に気付いてます。申し訳ない。

何にせよマーベル作品はやっぱり面白い。映画でもドラマでも、今後の作品も楽しみに待ちたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました