【マーベル】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』感想や登場キャラについて

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の27作目、MCUのスパイダーマン単独映画としては3作目になります。

この記事はその感想です。

この記事はかなりネタバレしているので、まだ映画を観ていない方は読まないことをお勧めします。目次を見るだけでもネタバレになります。

 

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感想・雑記

最初の感想としては、「想像以上に大型のクロスオーバー作品だった」ということ。

そして、僕としては『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来、久々にマーベル映画で強く感動しました。すごく胸を打たれる映画で、泣けるポイントが幾つもあり、強いインパクトを残しました。

メイが死ぬ間際に「大いなる力には大いなる責任を伴う」と言ったり、歴代のスパイダーマンが登場しピーターを励ましたり。すごく心に残る映画だったなと思います。アクションシーンも相変わらず非常に良かった。

 

  • 『スパイダーマン:ホームカミング』の時に登場した、ヴァルチャーやスコーピオンは出て来ませんでした。将来、対スパイダーマンのヴィランチームになると予想していたのですが…。しかしスパイダーマンの正体を知っている人から記憶を消したので、ヴァルチャーやスコーピオンが今後登場することは無いかも。

 

  • ストレンジはヴィランとほとんど戦っていませんでしたね。リザードを捕まえていたようですが、アクションシーンは思っていたより少なめでした。この後にドクター・ストレンジの単独映画があるので、まぁいいのかな。

 

  • スパイダースーツのAIは、『ホームカミング』の時にピーターが名付けた”カレン”ではありませんでした。また出てほしかった。

 

  • 面白かったのはネッドに魔術の素養があったということ。サンクタムへ行った時、自分には家系上魔術の素養があるとネッドが言っていましたね。

 

  • 今作で自由の女神は、キャプテン・アメリカのトレードマークである盾を持っていました。ドラマの『ホークアイ』でナターシャの妹エレーナが、「新しい自由の女神を見たい」と言っていましたが、このことだったようです。

 

  • 最初の『スパイダーマン』シリーズのテーマ曲が流れたのがとても良かった。『スパイダーマン2』で電車を力づくで止めた時のことなどを思い出した。

 

 

気になること

  • スターク・インダストリーズはまだペッパーが社長なのかな?今作でトニーの娘モーガンが出る予定だったようですが、カットされたとのこと。あの会社とトニーの家族やローディが今どんな状態なのか気になるところ。

 

  • 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のポストクレジットシーン(おまけ映像)で、ニック・フューリーはスクラル人タロスの変身だったことが明らかになりました。今作でもニック・フューリーは「ここ1年地球外だ」と言及されていました。どこで何をしているのでしょう?ニック・フューリーが主役のDisney+オリジナルドラマ『シークレット・インベージョン』が今後あるので、そこで明かされるとは思いますが…。しかし『ウィンター・ソルジャー』で死んだことになっているはずのフューリーが「地球外」に居ると知っている捜査官は何者なのでしょうか?そっちの方が気になりますね。

 

  • グリーン・ゴブリンやドクター・オクトパスなど、かつてのヴィラン達は死んでいたはずですが、何で復活したのでしょう?死ぬ前のタイミングで登場した?2人のピーターも、彼らが生きていることに驚きもしないし…。

 

  • サンドマンが終盤、敵側に回っているのがよく分からない。最初味方になってくれたし、彼は娘に会うため帰りたがっていたはず。

 

  • ヴィランのエレクトロが、スパイダーマンの正体は黒人だと思っていたと言っていましたね。「どこかの世界に黒人のスパイダーマンも居るさ」とも。あれは原作で2代目スパイダーマンである、マイルズ・モラレスの今後の登場を示唆しているかもしれません。

 

  • ストレンジもピーターのことを忘却したなら、一緒にタイタンで戦った記憶はどう変化するのでしょう?拷問されてた時も、アイアンマンとスパイダーマンに助けられましたが…。

 

 

主なクロスオーバーなど

デアデビル登場

序盤からいきなりサプライズ。Netflixのドラマで主役だった”デアデビル”が、「腕利き弁護士」として登場。俳優も同じ人でした。

ご存じない方のためにお話すると、デアデビル=マット・マードックはマーベルの有名なスーパーヒーローです。盲目の弁護士であり、昼間は法廷で戦い、夜間に法で裁けない悪党を退治しています。レーダー・センスと呼ばれる力があり、目が見えなくても音や匂いや空気の流れなどで物体の存在や移動を感知します。今作でも家の中に投げられたレンガを逆手でキャッチし、ピーターを驚かせました。また、腕利き弁護士だけあって、ピーター達をあっという間に不起訴にしました。

デアデビルは有名なキャラクターなので、単独映画でやってほしかったなと以前から思っていましたが、まさか映画=MCUで出るとは夢にも思わず驚きました。映画館で声を出しそうになった(笑)。

実はデアデビルは、2003年にベン・アフレック主演で映画化はされています。MCU作品ではありません。補足情報ですが、MCUでハッピー・ホーガンを演じるジョン・ファブローは、2003年の『デアデビル』にデアデビル=マット・マードックの親友役で出演していました。

Netflixドラマの『デアデビル』(『エージェント・オブ・シールド』などと同じように、マーベル・シネマティック・ユニバースと世界を共有している)はシーズン3で終了していますが、今後映画にデアデビルことマット・マードックがもっと出て来ることを期待します。弁護士という便利な?役どころなので、登場のチャンスは多そうですしね。

今後Disney+オリジナルドラマで『エコー(原題)』が予定されています。ドラマ『ホークアイ』に登場したマヤ・ロペスが主役で、そこでデアデビルが出るのではないか?という噂があります。マヤ・ロペスは耳の不自由なネイティブ・アメリカンの女性で、演じるアラクア・コックスも同じです。

 

ダミー登場

シリーズ最初の作品『アイアンマン』(2008年)から存在している、不器用なロボットアーム”ダミー”がいまだ健在。ハッピーもそうですけどね。アンハッピーな状態ではあります。

『アイアンマン3』のラストでトニーが引き上げて行ったように、案外大事にされているロボット。

『スパイダーマン:ホームカミング』でも、アベンジャーズタワーの中で働いている様子が描かれていました。壺を持っていて、ハッピーから「下ろせ。我々より貴重だ。」と言われていました。

 

スパイダーマンvsドクター・ストレンジ

スーパーヒーロー同士のバトルってテンション上がりますよね(笑)。思えばMCUでは、

  • アイアンマンvsソー
  • ソーvsハルク
  • ホークアイvsブラック・ウィドウ
  • アントマンvsファルコン
  • 『シビル・ウォー』での戦い
  • タイタンでのガーディアンズvsアベンジャーズ

など、いろいろありました。

今作でスパイダーマンとストレンジは終始協力すると勝手に思っていたので、まさか2人が争うとは予想外。しかも、スパイダーマンが魔術の力に対して数学で勝ってしまう(笑)。

それから、ミラー次元の中で街並みが万華鏡のように歪んでいくあの映像を、ドクター・ストレンジの単独映画以外でまた見られたのも良かった。

出番は少なめでしたが、ウォンが出たのもクロスオーバーの1つですね。今作はシャン・チーと知り合った後かな?ストレンジではなく、ウォンが至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)であることが明らかになりました。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で会議の進行役ぽかったのは、そのためかもしれませんね。かつてハルクと戦ったヴィランのアボミネーションを指導しているように見えたのも、ソーサラー・スプリームだから?

 

過去の実写スパイダーマン登場

これまで実写のスパイダーマンの映画は、MCU作品以外に、

  • 『スパイダーマン』(2002年)
  • 『スパイダーマン2』(2004年)
  • 『スパイダーマン3』(2007年)
  • 『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)
  • 『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

とありました。

予告映像で過去作のヴィランが登場することは分かっていましたが、主役だったトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドまで出てくるとは想像していませんでした(事前に情報が漏れていたようですが、僕は予告も少ししか見ないで映画館に行くタイプなので知りませんでした)。だから久々に彼らのスパイダーマンを見られて嬉しかった。ヴィランを含め、彼らに「その後の物語」を用意していたなんて。こんなストーリーが作れたのは、ドクター・ストレンジに絡んだマルチバースのお陰ですね。

3人のスパイダーマンの共演・共闘は面白かった。初代ピーターが手首からクモ糸を出せることを2人が突っ込んだり。ピーターが自分でクモ糸を作ってウェブシューターで飛ばす、というのが原作の設定ですからね。他にも今まで戦ったヴィラン談義とか。1人だけ宇宙人との交戦経験が無い。

今作で一番印象に残ったのは、落下したミシェルを”アメイジング”なスパイダーマンが助けたところ。『アメイジング・スパイダーマン2』の終盤で似たようなシーンがあり、そこでは塔から落下したグウェンをピーターは救えませんでした。当時僕は、それに強い衝撃を受けました。ヒーロー映画なのにヒロインを救えず、死なせて終わるなんてあり?と。だからこそ、今回アメイジング・スパイダーマンに花を持たせたのは非常に良かったと思います。ミシェルを救えたピーター(役アンドリュー・ガーフィールド)が泣きそうな顔で、こちらまで泣きそうになりました。

『スパイダーマン』(2002年)で自らのグライダーで死んだノーマン・オズボーンを、今度はグライダーで死なせなかった初代スパイダーマン(役トビー・マグワイア)も非常に良かった。親友であるハリーのためだし、この世界のピーターを殺人鬼にしないためでもある。これぞヒーローといった行為でした。

 

ドラマ『ホークアイ』との繋がり

最後にスパイダーマンがスイングする巨大なクリスマスツリーのある所は、ドラマの『ホークアイ』でも登場していました。第6話で戦いの舞台になりましたね。

まだツリーが立っていることから、『ノー・ウェイ・ホーム』は『ホークアイ』より前に起きた出来事みたいです。

また、ドラマ『ホークアイ』に出たキングピンは、実はNetflixドラマの『デアデビル』に登場していました。俳優も同じです。

ホークアイとデアデビルの共演に期待したい。

 

ヴェノム登場

今作ではポストクレジットシーン(おまけ映像)が2つありました。

その1つ目。映画『ヴェノム』で主演のトム・ハーディ演じるエディが、屋台?でアベンジャーズやサノスの話を聞いているというもの。彼も別のユニバースから来ていたんですね。寄生されているヴェノムのため、食べられそうな人間?を探していた模様。ストレンジの魔術によって、最後は帰って行きました。

以前サノスに家族を消されたバーテンダーは、エディが消えても動じず(笑)。飲み代も踏み倒されました。しかしシンビオートが少し残ってしまったようなので、今後MCUにも別のヴェノムが登場する可能性がありそうです。

 

ワンダ登場

ポストクレジットシーン(おまけ映像)の2つ目。

これはこの次のMCU作品である、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の予告編と言って良いくらいの、長めの映像でした。ドクター・ストレンジの単独映画としては2作目になりますね。

これを観る前に、Disney+オリジナルドラマである『ワンダヴィジョン』を見ておいた方が良いかと思います。『ワンダヴィジョン』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の話です。

このポストクレジットシーンを見る限り、やはりストレンジの方がワンダに助けを求めるようです。そして、オリジンの『ドクター・ストレンジ』や今作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の出来事が大きく絡んでいるように感じました。他に関連があるとしたら、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』ですかね。

魔物と思われるものが出ていたので、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』との関連もひょっとしたらあるかも?

 

今作は実写スパイダーマンの集大成だった

MCUのスパイダーマンのみならず、これまでの実写映画のスパイダーマンの総まとめと言える内容でしたね。「これまでずっと観てきて良かった」と心から思えます。ファンサービスの多い作品でしたから。

切ない終わり方でしたが、これからもピーターはきっと”親愛なる隣人”として人助けをして行くのでしょう。

人間にとって記憶=思い出がいかに大事か。それを改めて考えさせてくれるお話でした。

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