【代替策】投信積立で改悪した楽天証券に代わる「マネックス証券」

最近、楽天証券での楽天カードによる投信積立で大きな改悪の発表がありました。結構騒がれていましたね。僕も残念でした。

しかしマネックス証券で、”マネックスカード”による投信積立サービスが新たに始まることが、2022年2月7日(月)に正式に発表されました。

驚くことに投信積立での還元率は「1.1%」です(※通常の買い物でのポイント還元率は1%)。楽天証券+楽天カードの1%を超えます。

僕は最近マネックス証券の口座を開設し、マネックスカードの申し込みもしたので、いろいろ書いてみます。

 

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楽天証券の改悪とは

まずは楽天証券であった改悪の内容をおさらい。

楽天証券で投資信託を買う際、楽天カード決済すると無条件で1%のポイント還元がありました。これが低コストのインデックス投信だと0.2%にダウン(2022年9月買付分から)。楽天キャッシュ支払いにすることで0.5%還元にはできるようですが…。※楽天キャッシュに楽天カードでクレジットチャージすることによる還元です。

楽天ポイントで投資信託を買うことができるので、獲得したポイントで更に投資信託を買うと、無条件で利回りを1%アップさせることができます。「楽天証券+楽天カード」は破格のインパクトがあったわけです。

「たった1%」…と言われる方もいますが、資産運用において利回り1%の差はかなり大きいです。試しに楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」で計算してみます。

20代や30代の若い人が老後資金を作るためと仮定して、積立期間は30年とします。毎月積立額は、楽天カードでの月額上限である50,000円にします。

全世界株インデックスの平均リターンは約6%と言われているので、現実離れした数字ではありません。株式は値動きが激しいので、実際はこんな綺麗な右肩上がりにはなりませんが…。

一方で平均リターン7%だと、どうなるでしょうか。

アメリカ株インデックスは過去120年で見ると年平均約7%の成長率なので、これも現実離れはしていないと思います。

30年の投信積立によって一千万円もの差がつきました。たった?1%の利回りの差で、です。

利息が利息を生む”複利”のパワーは凄まじいですね。投資はなるべく早く始めた方が良いとよく言われるのも納得です。

クレジットカードによるポイント還元がいかにお得か…!という話でした。

 

その他の改悪としては、楽天証券には投資信託の保有額に応じて毎月ポイントがもらえるサービスがありましたが、「初めて〇〇円に達した時に〇〇ポイント付与」という1回限りのものになってしまいました。

以前は、10万円ごとに月4ポイントでした。「楽天証券+楽天カード」に比べると地味だったかもしれませんが、投資信託の信託報酬分を少しでもカバーできるのでありがたいサービスではありました。

SBIでは変わらず「投信マイレージサービス」があるので、投資信託の保有額が例えば1000万円以上とか大きい方は、楽天からSBIへ移管した方が良さそうです。

マネックス証券でも投信保有によるポイント還元があるので、こちらも有力な選択肢です。

 

これからの投信積立はマネックス証券が有利

最初にも書きましたが、マネックス証券でマネックスカードを使って投資信託を買うと、「1.1%」のマネックスポイントの還元があります。

一般NISAやつみたてNISAにも対応しているのは良いですね。ただしジュニアNISAは非対応。

  • 毎月積立であり、マネックスカードでの毎日積立はできない。
  • 毎月24日が買付日になる(休日の場合は翌営業日)。
  • 買い付ける投資信託の申し込みは毎月10日の前営業日が締切。
  • マネックスカードの支払日は毎月27日(買付日の翌月に支払い)。
  • マネックスポイントの付与は約定金額全体の「1.1%」。端数は切り捨て。
  • マネックスポイントの付与日は買付日の翌月末頃。
  • 積立設定可能になるのは2022年2月25日(金)から。

 

デメリットを挙げるとすれば、『SBI・V』シリーズなど、他の証券会社でしか買えない投資信託をマネックス証券で買えないことでしょうか。でもそれは楽天証券なんかでも同じです。

『eMAXIS Slim』シリーズのような商品なら主要なネット証券であるSBI・楽天・マネックスのどこでも買えるから良いんですけどね。僕は『eMAXIS Slim』をメインに買っているので、あまり影響は無いです。

 

 

獲得したマネックスポイントの使い道

今のところ、マネックスポイントで投資信託は買えません。将来、買えるようになる可能性は高いのではないかと期待していますが…。

現状、投資信託を買いたい場合、「TポイントもしくはPontaポイントに交換した上でSBI証券で買うという選択になると思います。証券口座を複数持たないといけないのがデメリットかもしれませんが、メリットにもなり得ます。(例えばコロナショックのような荒れ相場になった時、一時的とはいえログインできなくなる恐れがあります。そうなると”買い”のチャンスを逃すかもしれないからです。他にも、長期投資用の口座と短期投資用の口座で分ける…などいろいろ使い道はあります。)

投信再投資にこだわらないのであれば、Amazonギフト券やnanacoやWAONなどに交換するのが無難でしょうか。マイル交換はレートが悪いようなので、選択肢にはならなさそうです。

僕はPontaポイントに交換して、SBI証券で『SBI・V全米株式』を買います。投資信託で買えるVTIで最も信託報酬が低いこの商品は、現状SBI証券でしか買えないからです。Slimでも良いんですけどね。SBI限定というのと、VTIを買ったことが無かったというのに惹かれてしまいました。

余談ですが、SBIからVTを投資対象とする『SBI・V全世界株式』が今年新たに登場したので、楽天証券で楽天VTを買うのは止めました。SBIの方が信託報酬が低くて素敵。しかし、つみたてNISAはスイッチングができないのが残念。

 

 

マネックスカードを作るにはマネックス証券の口座が必要

マネックスカードを作る条件は、「20歳以上・マネックス証券の証券総合取引口座を持っている」ことだそうです。

なので、

マネックス証券の口座開設→マネックスカードの申し込み

という流れになりますね。同時申し込みは出来なさそうなので、まずは口座開設。

僕の場合、マネックス証券の口座開設の申し込みをした翌営業日には口座開設手続き完了の通知がメールで来ました。かなり早いですね。後述するマネックスカードは3日くらいの審査期間がありました。

 

マネックスカードの審査など

マネックスカードはアプラスが発行しているとのこと。新生銀行グループのクレジットカード会社ですね。※国際ブランドはJCBのみ。

マネックスのライバルであるSBIは新生銀行にTOBを仕掛けたので、将来この投信積立に改悪があるかもしれないという懸念は持っておいた方が良いかもしれません。

 

年会費は初年度無料で、翌年度以降は年1回の利用で550円が無しになるとのこと。このカードを作る人は投信積立が目当てのはずなので、年会費はずっと無料と考えて良いでしょう。投信積立による利用でも年会費無料になると、プレスリリースに書いてありますから。

繰り返しになりますが、通常のポイント還元率は1%で、投信積立のみ「1.1%」とのこと。やはり投信積立に特化したカードになりそうです。

このカードを持つことで、「即時出金サービス」が月5回実質無料になるというメリットもあるとのこと。僕は証券口座内のお金の出金は、即時じゃなくても良いのですが…。

 

ちなみに僕は2/7(月)にマネックスカードの申し込みをして、3日後の10日(木)に「【アプラス】カードを本人限定郵便で発送します。写真付証明書をご用意ください」とのSMSがありました。

翌日の11日に、改めてメールで「カード発行のお知らせ」というのが来ました。数日の営業日で審査は終わるようです。

マネックスカードの審査基準はカード会社の人でないと分かりませんが、あまり厳しくはないのでは?と思っています。ハイステータスカードではないからです。

審査に落ちた人はクレジットカードの多重申込をした、最近クレカやローン(スマホの分割払いも含まれる)の支払いの延滞を起こした、収入が不安定な仕事だと思われている、スーパーホワイトで警戒された、既に持っているクレジットカードが多いために利用可能枠を与えられない……などの原因が考えられます。

例えば、年収300万円の人で既に持っているクレジットカードの利用可能枠が合計で300万円以上もあったら、新たにカード発行できる可能性はかなり少ないのでは?と想像できますよね。

なので僕は少しでも審査通過の可能性を高めようと、マネックスカードの申し込み前に、あるクレジットカードの利用枠を50万円から30万円に減額しました。(そのカード会社は電話でしか減額の申請を受け付けていなくて、少し面倒だった。笑)

もし審査落ちした場合は、6ヶ月が経ってからまた申し込みをしてみると良いかと思います。6ヶ月が経てば、クレジットカードの申し込み記録は信用情報機関から消えるからです。

 

その後、2/17(木)にマネックスカードを受け取りました。利用可能枠が50万円もありましたが、そんなに要らないので減額しようとしたら、アプラスもインターネットからは減額申請できないようでした。オンライン申し込みで済む話なのに、何で電話させるのか理解できません…。楽天カードなんかは増額申請でも減額申請でもオンラインでできるのに。

 

 

どの証券会社でも今後改悪はあり得る

今はSBI証券やマネックス証券が顧客獲得に大きく動いていますが、それらも将来制度が改悪される可能性はあると思います。特にクレジットカードによる投信積立でのポイント還元は、異常なほどお得ですから。

楽天の相次ぐ改悪は僕も残念ではありますが、今までがお得過ぎた、とも思います。ポイントという、ある種の広告宣伝費の撃ちすぎで楽天グループが潰れたらもっと困るので、改悪は受け入れるほかありません。

お得なサービスを活用していきながらも、完璧を目指さなくても良いやという距離感でやっていこうと思いました。投資額を増やすためには収入アップを目指すのも大事ですからね。

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