【マーベル】『ホワット・イフ…?(What IF…?)』あらすじ・感想

Disney+(ディズニープラス)オリジナルドラマの『ホワット・イフ…?』のシーズン1が完結しました。シーズン2もあるそうです。早速あらすじを簡単にまとめました。

この記事はドラマの内容をネタバレしているのでご注意下さい。

実写映画は事前に観ておいた方が良いと思います。映画のストーリーが元ネタだからです。『アイアンマン』〜『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで観ていたら完璧です。
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シーズン1概要(全9話)

  • マーベル・スタジオ初のアニメーションになっていて、基本的には実写映画で演じた俳優本人が声優を担当しています。ただ、トニー・スタークのロバート・ダウニーJr.、スティーブ・ロジャースのクリス・エヴァンス、ナターシャ・ロマノフのスカーレット・ヨハンソンなどはクレジットで名前を見かけませんでした。別人が演じています。

 

  • 1話は30分ほど。

 

  • 『What if…?』というタイトルは原作コミックにもあるわけですが、このドラマシリーズでは映画(MCU作品)の内容を元ネタとして、ストーリー変更がされています。

 

  • 実写映画と違い、バッドエンドの物語が多いです。映画でバッドエンドだったのは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、チームが分裂して終わったという点で『シビル・ウォー』もバッドエンドだったかもしれませんが、それ以外は全てハッピーエンドと言えるでしょう。ヒーローが敵を倒して終わる、分かりやすい展開。しかしこのドラマシリーズではスーパーヒーローが結構死んでます(苦笑)。

 

  • ウォッチャー(観察者)の一人称視点でストーリーは語られます。ウォッチャーは多元宇宙(マルチバース)を見ているだけで、何も干渉しません。また、神というわけでもありません。(じゃあ存在意義はあるのか)
  • ちなみに、ウォッチャーは実写映画で既に登場したことがあり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(Vol.2)』でロケットとヨンドゥがエゴの星に向かって連続ジャンプした時に、カメオ出演したスタン・リーと共に出現しました。

 

 

第1話 もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?

映画ではスティーブ・ロジャースが超人血清によりスーパー・ソルジャーになりましたが、今作ではペギー・カーターがスーパー・ソルジャーになります。…ペギーはイギリス人ですが(笑)。

そしてスティーブは、ハワードの発明によるパワードスーツ”ヒドラ・ストンパー”で戦う。ペギーとスティーブ2人の活躍によって戦局を有利に進めるが、レッド・スカルがキューブの力で異世界のモンスターを呼び出してしまう。そしてレッドスカルらヒドラは、モンスターによって殺される。

ペギーはモンスターを押し返すことに成功するが、別の場所・別の時代に出る。そこは『アベンジャーズ』でフューリーやクリントの居た、キューブを研究するシールドの施設だった。(つまり映画『アベンジャーズ』でロキが現れた場所に、今作ではキャプテン・カーターが現れて終わる。)

ペギーとスティーブは、ダンスの約束を果たせなかった。

 

 

第2話 もしも…ティ・チャラがスター・ロードになったら?

ヨンドゥがピーター・クイルではなく、ティ・チャラを宇宙に連れ去った場合のお話。

1988年に連れ去られた20年後、ティ・チャラはラヴェジャーズの義賊になっていた。宇宙の人口の半分を消すつもりだったサノスも、過去にティ・チャラに説得され仲間(庭師)になっていた。

ネビュラから義賊としての仕事を受けるティ・チャラ。その内容は、コレクターから”エンバーズ・オブ・ジェネシス”を盗むというもの。それは栄養分に富んだ塵で、たった30ミリグラムで死んだ星が生態系豊かな星に生まれ変わるという。宇宙の飢餓を全て解決できる代物だった。しかしコレクターは、改心したサノスの後釜的な存在であり、非常に凶悪なヴィランだった。加えて4人のブラックオーダーが手下に居た(映画ではサノスの手下)。

ティ・チャラの作戦で、ノーウェアのコレクターの博物館へ侵入したラヴェジャーズ一行。コレクターの所蔵品の中でワカンダの飛行艇があり、単独行動していたティ・チャラのネックレスに反応して中に入ることができた。そこでティ・チャラは、父親のティ・チャカが息子の自分を探しているというメッセージ映像を見る。

”エンバーズ・オブ・ジェネシス”はネビュラによって入手に成功した。ブラックオーダーは全て倒し、コレクターはティ・チャラとヨンドゥによって箱に閉じ込められた。そしてコレクターは、彼がコレクションとしてこれまで閉じ込めていた人々から報復を受ける。ノーウェアから脱出したラヴェジャーズの元には、コレクターの監禁から脱したコスモ・ザ・スペース・ドッグも居た。

ティ・チャラはラヴェジャーズと共にワカンダへ帰り、両親と再会を果たす。そしてラヴェジャーズはワカンダ人のもてなしを受けた。

最後、閉店後のアイスクリーム店の中で働くピーター・クイルの前にエゴが現れる。ウォッチャー曰く、「この再会は世界を破滅させるがそれは別の話だ」。

 

俳優のチャドウィック・ボーズマンは、今話(あるいはこのドラマシリーズ)が生前最後のティ・チャラ役だったようで、最後に「我々の友でありヒーローである、チャドウィック・ボーズマンに捧げる」と偲びました。

 

 

第3話 もしも…世界が最強のヒーローたちを失ったら?

『アイアンマン2』でトニーは中毒症状が出ていました。ドーナツ店でナターシャに注射されますが、今作では何とそこでトニーが死亡。ナターシャは規則により捕まってしまうが、シールドの外で情報を集める必要があるため、フューリーの助太刀により逃走に成功する。

『マイティ・ソー』でソーはクリント(ホークアイ)が弓矢を構える中、ハンマーを手に取りますが持つことができず、落胆します。今作ではクリントが矢を放ってしまい、ソーが死亡。クリントは捕まるが、クリントも牢の中で謎の死を遂げる。

『インクレディブル・ハルク』でブルースは大学に行きました。映画では陸軍との戦いの後、ベティを連れ去りましたが、今作では何者かの攻撃によってなぜか体が膨張し破裂。(恐らく死亡。)

地球人にソーが殺され、アスガルドからロキと軍隊が現れる。フューリーは次の夜明けまでに真犯人を差し出す約束をして、地球への攻撃をやめさせる。

ナターシャは、図書館でこの一連の事件について調べる。そこで真相を知ったナターシャは何者かによって倒されるが、フューリーへの留守電で「全て”希望”のため」と伝える。フューリーは犯人を知ったようだったが、保険のためか90年代のポケベルで信号を出した。そしてデストロイヤーの元へ行き、ロキとの交渉に挑む。

サンフランシスコの墓地に行ったフューリー。一連の事件の犯人は、イエロー・ジャケットであるハンク・ピムだった。この世界では、ハンク・ピムの娘ホープ(”希望”)はシールドのエージェントだったが、殉職していた。フューリー(あるいはシールド)のせいで娘は死んだと考えるハンク・ピムは、私怨を晴らすためフューリーのアベンジャーズ計画を妨害していたのだった。そしてハンク・ピムは、ロキの助力によって逮捕された。

ロキはしばらく地球に留まるとフューリーに言い、国連で演説する。「明日にも地球の国々は不和を捨て、我が支配の下、1つになる」「人間は統治されるべき種なのだ」など。

5人のスーパーヒーローを失い悲しむコールソンに、「アベンジャーズは単なるチームではなく構想だ」と言うフューリー。彼は氷漬けになったキャプテン・アメリカの盾を見つけ、その場にキャプテン・マーベルが帰還した。そして彼女は聞く。「戦いはどこ?」と。

 

 

第4話 もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?

『ドクター・ストレンジ』でストレンジは両手が不自由になり、外科医として働けなくなりました。手を治すために魔術を学んだのが、スーパーヒーローになるきっかけでした。

今作では車の事故によって恋人のクリスティーンを失い、悲嘆に暮れたストレンジは世界を周り、カマー・タージに辿り着き魔術を学んだ。

アガモットの目(タイム・ストーン)を使い時間を巻き戻し、クリスティーンを失う前からやり直すストレンジ。トラックを追い越さない、別のルートを行く、パーティに行かない、クリスティーンをそもそも誘わない、彼女に運転してもらう…。しかしどうやっても、クリスティーンは死んでしまう。ストレンジの前に現れたエンシェント・ワンは、時間軸にはどうしても覆せない”絶対点”というものがあると言う。「変えられず、動かせない。」

どうしても彼女の死を受け入れられないストレンジは、タイムストーンを使い古い時代へ行く。現代では失われた書物を読み漁り、時間軸を覆せるほどの力(生体)を得るため、数世紀に渡ってドラゴンなどの魔物を吸収し続けた。ウォッチャーは誤った道だと認識していた。

エンシェント・ワンはストレンジがタイムスリップする直前に闇の魔術を使って、ストレンジを同じ宇宙の中で2人に分裂させていた。タイムスリップしなかったストレンジの世界は溶けて行くような状態になっており、終末世界のようだった。”残響”として現れたエンシェント・ワンは、タイムスリップしていないストレンジに、恋人を蘇らせるために暴走しているもう1人のストレンジを止めるように言う。

2人のストレンジは魔術を使って激しく戦うが、魔物を取り込んだストレンジが勝ってしまい、分裂したもう1人のストレンジも魔物のように取り込み1人に戻った。

ストレンジはクリスティーンを復活させるが彼女も体が溶けて行き、世界は収縮する。ストレンジはウォッチャーに助けを求めるが、「私は神ではない。お前もだ。」「可能ならお前を罰し世界を戻すが無理なのだ。」「時間に干渉すれば更なる崩壊に繋がる。」と言い残し、去って行った。

結局ストレンジはクリスティーンを救えず、世界も破滅させ物語は終わる。

 

マーベル・スタジオ作品史上、最悪の結末と言って良いでしょう…。

 

 

第5話 もしも…ゾンビが出たら?

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、ブルース・バナーはヘイムダルの出したビフレストで地球へ帰還しました。その後の物語。

ブルースが落下したサンクタムは誰も居なかった。外へ出ると2人のブラックオーダーが現れるも、ブルースはハルクに変身できなかった。アイアンマン、ドクター・ストレンジ、ウォンが敵を倒したが、彼らはゾンビになっていた。ブルースはワスプとスパイダーマンに助けられ、その場から逃げることができた。

事の発端は2週間前。ハンク・ピム博士はジャネットを連れ戻すため量子世界へ行ったが、この世界では量子ウイルスによってジャネットはゾンビになってしまっていた。量子世界から来たゾンビによりウイルスが拡散され、24時間後にはアメリカ西海岸全域が感染。出動したアベンジャーズのキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラックパンサー、ブラック・ウィドウ、ホークアイも感染してしまったのだった。

ブルースは生存者の拠点に連れて行かれた。拠点に居た生き残りはワスプ、スパイダーマン、オコエ、バッキー、カート、シャロン、ハッピーのみだった。別の生存者キャンプが特効薬を開発したというメッセージを受け取った一行は、ニュージャージー州を目指すことになった。

電車で移動するチームだったが、ハッピーとシャロンがゾンビに襲われ脱落。ゾンビ化したホークアイ、キャプテン・アメリカ、ファルコンを倒すことにもなってしまった。更にワスプ(ホープ)がゾンビの攻撃によって感染してしまう。ホープは完全にゾンビ化する前に巨大化し、皆を目的地へ運んだ。

生存者キャンプにはヴィジョンが居た。ゾンビはヴィジョンのマインドストーンから出る周波数を嫌うようだった。そこで地球全域に周波数を流すため、それが唯一可能であるワカンダを目指すことに。実際にヴィジョンは特効薬によって、頭のみとなったスコット(アントマン)の治療に成功していた。

ジェット機を探していたバッキーはゾンビ化したワンダと、生贄とされ右足を失ったティ・チャラを見つけた。ヴィジョンはワンダを治療しようとしたが、彼女の強大な力がそれを拒んだという。だから飢えを満たすために生贄を捧げていたのだった。

ヴィジョンは責任を取るため自らマインドストーンを取り外し、機能停止した。ゾンビ化ワンダとの戦いで犠牲が多数出たため、ジェット機でワカンダへ向かうことができたのはティ・チャラ(ブラックパンサー)、ピーター(スパイダーマン)、頭部のみのスコット(アントマン)だけになってしまった。

ウォッチャーの最後のセリフは、「闇の時代でも人類は全力でこの星を守る。その結果宇宙が消滅しようとも…。」

マインドストーンを使い人類を救うつもりの3人だが、ワカンダでは既に5つのインフィニティ・ストーンを揃えたゾンビ化サノスが待ち構えていた…。

 

※カートは『アントマン』シリーズで登場している、スコットやルイスの仲間です。

 

 

第6話 もしも…キルモンガーがトニー・スタークを救ったら?

『アイアンマン』でトニーはテロ攻撃を受け拉致されます。自社の兵器がテロ組織の手に渡っていた事実と、洞窟から脱出するためパワードスーツを作ったのが、アイアンマンになるきっかけでした。

今作では、トニーがテロ攻撃を受けた際、”キルモンガー”ことエリック・スティーブンス(『ブラックパンサー』のメインヴィラン)がトニーを救出。トニーはアイアンマンにならなかった。

帰国後、キルモンガーはオバディア・ステインがトニー・スターク暗殺を企てたことを記者会見で明かす。トニーは命の恩人であるキルモンガーを自宅へ招き、最強兵器を持つために2人でドローン製作に取り掛かる。そして製作に必要になったヴィブラニウムを手に入れるため、闇の武器商人ユリシーズ・クロウを相手に外交を装い交渉することに。

遣わされたローディはアフリカの廃線場でクロウに会う。暗闇に紛れ現れたブラックパンサーは、クロウの手下を一掃する。しかしスターク製の武器を使いキルモンガーはブラックパンサー(ティ・チャラ)を殺害し、ローディをも殺害する。

トニー邸に戻ったキルモンガーはトニーを殺害。キルモンガーの策略によってアメリカとワカンダは戦争になる。

ワカンダへ行ったキルモンガーは自分が射殺したクロウを差し出し、ウンジョブの息子であることを明かしてティ・チャカ国王に取り入る。

ワカンダへ侵攻して来たドローン軍を、ワカンダ軍とキルモンガーは一掃する。信頼を得たキルモンガーはハーブを与えられ、ブラックパンサーとなった。

スターク・インダストリーズの社長室に入ったペッパーは、待ち構えていたシュリと会う。2人は、一連の出来事が全てキルモンガーの策略であることを暴くために協力することになった。

 

 

第7話 もしも…ソーがひとりっ子だったら?

「ソーに姉のヘラが居なかったら…?」という話ではなく、「ソーがロキと一緒に育たなかったら…?」という話。

オーディンは赤ん坊のロキをラウフェイに返したため、ソーは悪戯の神を弟に持たずに育った。オーディンが”眠り”につき、ソーの母フリッガは姉妹と夏至祝いを楽しむためアスガルドから出た。

国を任されたソーだったが、ヘイムダルにバレないようパーティをするため、辺境の星として地球へ向かう。3戦士やシフと共にラスベガスへ着いたソーは自らを「パーティ王子」と称し、宇宙人の仲間達を呼び寄せ騒いでいた。宇宙人の中にはロキも居て、フロスト・ジャイアントとしてソーと交友関係を持っていた。(その他にはハワード・ザ・ダッグ、スクラル人、グランドマスター、ネビュラ、コーグ、ヴァルキリー、ドラックス、スカージ、ロケット、スルト、ヨンドゥ、マンティスなども居た。無名の宇宙人も多数。)

異変を観測してラスベガスへジェーンとダーシーが来た。映画で見たような侵略ではないことに拍子抜けするが、ジェーンとソーは惹かれ合い、ダーシーとハワード・ザ・ダックは結婚までしてしまった。

ジェーンは以前から宇宙からの脅威をシールドに訴えており、長官代理としてマリア・ヒルがホテルに泊まったジェーンを訪ねる。フューリー長官はソーを注意する際、パーティに夢中なコーグに吹き飛ばされ、意識不明の状態だったためだ。ジェーンはソーについて、彼は愚か者だけど脅威ではないと説明する。しかしマリア・ヒルは宇宙人達を地球から追い出すため、”最終兵器”としてポケベルで信号を発信する。

フランスに移動しパーティを楽しんでいたソーの元に、キャプテン・マーベルが飛来する。2人はイギリス、アメリカと移動しながら戦うが決着はつかなかった。そしてキャプテン・マーベルは宇宙人達から「お邪魔虫」扱いされる。

宇宙人のパーティは度を越して行き、大停電を起こすなど問題になっていた。ジェーンとダーシーは、ヘイムダルとフリッガの力でソーのパーティを止めることを思いつく。ジェーンはヘイムダルに呼びかけ、彼の使うビフレストによってフリッガの元に行って「ソーが地球で困っています」と伝える。

キャプテン・マーベルはソーをさらってシベリアに叩きつける。2人が再び戦おうとし、シールドが核兵器を撃つ寸前、フリッガが幻影で現れソーに何をしているのか問う。ソーはミッドガルド(地球)で文化交流会を開いていると言い、急いで仲間達の元へ戻る。

ソーから「母上が来る」と聞かされた宇宙人達は、急いでパーティの後片付けをすることにした。倒したストーンヘンジを直し、観覧車を直し、ソーの雷で停電を直し、折れた自由の女神を直し、”ソー参上”のペンキを落とし、ソーはピサの斜塔まで真っ直ぐにした。

事なきを得たソーは、ジェーンにデートの申し込みをして別れた。

最後、インフィニティ・ストーンを揃えたウルトロンが現れ物語は終わる。

 

今話は『ホワット・イフ…?』シリーズ最大のギャグ回。「ソーとキャプテン・マーベルが戦ったら?」という夢の対決も見せてくれました。

 

 

第8話 もしも…ウルトロンが勝ったら?

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でAIのウルトロンは有機ボディを持つことを狙いますが、ヴィジョンをアベンジャーズに取られたことで失敗します。

今作ではウルトロンがヴィジョンのボディを手に入れてしまい、マインド・ストーンや核兵器を使って人類を絶滅寸前まで追い詰めていた。5つの石を携え現れたサノスもウルトロンに瞬殺され、ウルトロンは6つのインフィニティ・ストーンを揃えてしまう。そして地球以外にも生命が存在することを知ったウルトロンは、インフィニティ・ストーンを使いアスガルドやソヴリン、サカールやエゴなどを星ごと破壊していった。ザンダーでキャプテン・マーベルが戦うが、彼女も負けた。

ウルトロン本体が宇宙に居る間、アベンジャーズで生き残ったクリントとナターシャはシベリアへ行き、AIとなったヒドラのゾラを使ってウルトロンを内側から倒すことを考えていた。地球に残ったウルトロン軍団を停止させることに成功はしたが、本体は接続不能な世界へ行っていた。ウルトロン軍団に対してナターシャはレッド・ガーディアンの盾を使って戦い、クリントは自らを犠牲にした。

生命をほぼ根絶し、目的を失ったウルトロンの知覚は研ぎ澄まされ、この世界は多元宇宙(マルチバース)の1つに過ぎないことに気付く。そしてウォッチャーの前に現れ、多元宇宙を破壊すると豪語する。ウォッチャーは戦うが勝つことはできず、どこかの世界へ逃げた。そこには、世界を破滅させた(第4話の)ストレンジが居た。ウォッチャーは世界に干渉しない掟を持っているが、マルチバースを守るためストレンジに協力を求めた。

 

 

第9話 もしも…ウォッチャーが誓いを破ったら?

ウォッチャーは、マルチバースを脅かすウルトロンを倒すため、各世界からスーパーヒーローを集める。最初に協力を求めたドクター・ストレンジ(第4話)に加え、キャプテン・カーター(第1話)、スター・ロードのティ・チャラ(第2話)、キルモンガー(第6話)、ソー(第7話)、サノスを自力で倒したガモーラ(初登場)など。第8話のブラック・ウィドウも途中から参戦した。

ウォッチャーは彼らを”ガーディアンズ・オブ・マルチバース”と名付け、ウルトロンを倒しマルチバースを救ってくれるよう頼む。全員戦うことを決め、ウルトロンの持つインフィニティ・ストーンを、ティ・チャラが盗んでガモーラのインフィニティ・クラッシャーで破壊する作戦を立てた。

ガモーラのインフィニティ・クラッシャーでインフィニティ・ストーンを破壊することはできなかったが、激しい戦いの末にナターシャが放ったウイルス付き(ゾラ付き)矢が命中した。ウルトロンはソフト内でゾラに倒され、ヴィジョンの体はゾラのものになった。

一息つきたいところだったが、キルモンガーがインフィニティ・ストーンを体に収める。これでやり直せると仲間を唆すキルモンガーは、同じく野心の塊であるゾラとインフィニティ・ストーンを奪い合う。ストレンジは、2人とインフィニティ・ストーンを丸ごとプリズム世界に閉じ込め、ウォッチャーの依頼で監視し続けることになった。

任務を終え、元の世界へ戻って行くヒーロー達。スティーブが心残りであるペギー。ウォッチャーに「別の時空が良いか?」と聞かれ「ハッピーエンド」が良いと答えるが、ウォッチャーに「あの世界あの時代に必要なのはキャプテン・カーターだ」と説得され帰った。

最後に残ったナターシャは、希望の無い元の世界には戻らないと言う。ナターシャはウォッチャーによって、ブラック・ウィドウを失った世界に導かれる(第3話の世界)。そこではヘリキャリアでキャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル、ニック・フューリーがロキの軍勢と戦っていた(※『アベンジャーズ』のテーマ曲が少し流れる)。ナターシャはこの世界で一緒に戦うことを決めた。

ウォッチャーは「私にとっては多元宇宙(マルチバース)の全ての世界と物語が故郷だ」と言う。そして「最後まで守り抜く」と誓う。

〜エピローグ〜

元の世界(映画の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の時代)に戻ったキャプテン・カーターは船で海賊と戦っている最中だった。この世界のブラック・ウィドウに助けられ、海賊の狙いが分かったと聞かされてあるものを見せられる。それは”ヒドラ・ストンパー”だった。そしてウィドウが言う。「中に誰か入っている」。

 

 

感想・雑記

最後に向かって全ての話を1本にまとめるとは想像していなかったので、最終話のガーディアンズ・オブ・マルチバースはすごく良かった。まさか『ホワット・イフ…?』独自のヒーローチームができるとは思わなかった。そしてアクションシーンもすごく良かった。ソーの投げたハンマーをストレンジが魔術で複製するとか、ペギーとナターシャの盾を使った連携技とか。1人対多数というのが、『インフィニティ・ウォー』のタイタンでの戦いを想起させました。

物語は、全体的に暗いものが多かった。特に第4話。主人公が世界を破滅させて終わるなんて、ヒーローものなのに酷過ぎるじゃないですか(笑)。ゾンビに負けた世界とかスーパーヒーローを失った世界とか、これが映画版マーベル・ユニバースの正史世界じゃなくて良かったと思う。第5話とか全く楽しめなかった。元々自分がゾンビとかグロいのが好きじゃないからではありますが。

暗い話が多い中、第7話だけは明るい話で面白かった。誰も死なないし。パーティの後片付けをする際、ピサの斜塔まで真っ直ぐにするとか(笑)。それは元々斜めですよ。このドラマで一番笑えたシーンだった。

全体的に暗いだけでなく話がぶっ飛んでいましたね。いろいろとツッコミ所が多かったけど、それがこのドラマの醍醐味の1つかもしれません。最終話の終わり方、つまりペギーとスティーブの物語は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を意識したものだったのかな?

『ホワット・イフ…?』にはシーズン2があるとのことなので、それにも期待したいと思います。

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